皆さんこんにちは。
みりゅうです。
毎日様々な忘れ物が届けられる、私が働く食品スーパー。
今日の忘れ物はこちらです(‘ω’)ノ
生花 (切り花が数本の束にしてあり透明セロハンで巻いてあるやつ)
生花の忘れ物です。こんなに大きな物なのにどうして忘れて帰るんだろう?と思いますが、生花の忘れ物は本当に多いです(^o^;)
生花は水を張ったバケツに挿してある状態で販売していますが、一応生き物なので、忘れてあるところを見つけると残念な気持ちになります。
生花はどんな人が買っていくの?
私の職場では生産者さんの直売所として生花コーナーが設置されています。
ですので、いわゆる《花屋さん》とは違い、切り花や花ノ木が数本ずつ束にしてあり、透明セロハンで巻いてある状態のものが、水を張ったバケツに挿して販売されています。
それをレジに持ってこられるので、私たちは新聞紙で包んでお渡しします。
買われるお客様はほとんどが高齢者の方です。
用途はほとんどがお墓などへのお供え用だと思われます(‘ω’)ノ
販売している花自体もお墓用がほとんどで、観賞用の花は少ないです。
ですので、日本中がお墓参りをするお彼岸やお盆、里帰りをしてお墓参りに行く大型連休の時期は、花が物凄い勢いで売れます( ゚Д゚)
花を卸している生産者さんも、その時期だけは1日に3回は補充に来られます( ゚Д゚)
そして別会社の生産者さんも店舗の外に期間限定で販売所を設置されます( ゚Д゚)
それぐらいしないと追いつかないんです。
実際は追いつかず品切れになり、仕方なく残っている花を買っていかれるお客様もおられますし、花を探して市内のお店をハシゴされているお客様も来られます。
そしてまた補充しに来られるので、補充したそばから売れていきます。“次は何時頃に補充しに来られるのか?”というお問い合わせも増えます。
そして花が売れると、それを販売する時に必要な新聞紙も必要になってきます。
数週間前から新聞紙を集め始め、半分に切ったものと切らない状態のものを用意します。
ストッカーがパンパンになるほど新聞紙を用意しておきますが、それぐらいあるとその時期を乗り切れます!
しかしまた次のラッシュ時期が来るため、コツコツと新聞紙を準備する毎日です。忙しい日は出来ないので、暇な日で急ぎの業務がない時にしか出来ません。
どうして買った生花を忘れるの?
なぜ忘れて帰ってしまわれるのか、やはり、一緒に買われた食料品とは別に新聞紙で巻いてお渡しするので、サッカー台に生花を置いて、食料品を袋詰めした後、生花だけ忘れて帰られるというパターンだと思います。
別のパターンだと、買い物カートの上段に食料品を置き、下段に生花を置いて外に出て、上段の食料品だけを持って車に行き、下段にある生花を忘れて帰るというパターンも多いです。
切り花なので、幹が長めにしてあるため、大きさにすると平均1mほどの長さがあります。中には30cmほどの小さい切り花もありますが、嫌でも目に入る大きさだと思うんですが、なぜか忘れていかれるんですよね…(;^ω^)
あ!!さっき私がレジ打ちをしたお客様の花じゃーん!!
と気付く時もよくありますが、お客様の姿はすでになく、探そうにも今レジを打っているお客様をほっといて探しに行くわけにもいかず…
結局忘れ物としてお預かりをすることになります(;^ω^)
生花なので、その日か遅くても翌日には使うから買いに来られたはずなのに、そのまま取りに来られないお客様も多いです( ;∀;)
忘れられた花の管理
まず、忘れ物としてサービスカウンターに届きますが、1時間程度そのまま置いておいて様子を見ます。お客様が忘れたことに気付いてすぐに取りに来られるパターンもあるので。
しばらく待っても音沙汰無し、そうなるとお店のバックルームでバケツに水を張り、そこに挿して保管をすることになります(‘ω’)ノ
数日間、それでも取りに来られないお客様が多く、数日後には廃棄処分をします。
お客様は買ったこと自体を忘れてしまうのか、忘れたことを思い出したものの、車の運転はしていないお客様の場合は、公共交通機関を使わないといけないため、すぐに取りに行くことが出来ません。
そういうお客様は諦めてしまわれたのかもしれないですね。本当にもったいないですし気の毒です(^-^;
忘れ物が何であれ、持ち主のお客様の手元に戻ると、私はすごくうれしい気持ちになります(#^^#)
他にも色んな忘れ物を投稿していきます(‘◇’)ゞ
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