皆さんこんにちは。
みりゅうです。
私の働く食品スーパーは、食品レジのチェッカーをしながら交代でサービスカウンターにも入り、カウンター業務も行います(‘ω’)ノ
その業務の中の一つに、“金券販売”があります。商品券販売のことですが、会社によってラインナップは様々で、自社独自の商品券だけを販売しているところもあれば、UFJニコス券、VISAギフト券など全国で使える金券を販売しているところもあります。
購入されるほとんどのお客様が、何かのお礼や粗品などに使われるため、熨斗(のし)を付けて下さいと依頼をされます。
その熨斗の依頼内容で多いものをご紹介しようと思います(#^^#)
一番多い熨斗(のし)の表書き
皆さんは“表書き”という言葉はご存知ですか?
“表書き”というのは熨斗の上部に書く言葉のことですが、客層の過半数が高齢者という私の職場での、熨斗の表書きナンバーワンを紹介します!
《お見舞いのお返しとしての “内祝”》
もうこれ、ダントツで一位です、とても多いです(^O^)/
この表書きを使う背景には、怪我や病気で入院されていたお客様が多いということになります。
高齢になってくると病院にお世話になる機会はどうしても多くなるので、客層の過半数が高齢者である私の職場からすると納得の結果です。
ちなみに、ご存知かと思いますが、繰り返しあって欲しくないことには“結び切り”の熨斗を使いますよね。
結婚の内祝は同じ結び切りでも“10本の結び切り”を使います。
繰り返しあってもいいこと、例えば出産や入学の内祝などは“蝶結び”の熨斗を使います(‘ω’)ノ
ですので、お見舞いのお返しは二度と起きないようにと、“結び切り”の熨斗を使います(*^^*)
承る時にお客様から
内祝いでお願いします
と言われますが、“なんの内祝いなのか?”を必ず聞かないといけません。
熨斗に種類があることを知られないお客様も少なくないので、驚かれるお客様もおられます(・∀・)
お見舞い返しを渡した相手の方が熨斗について知識をお持ちの場合、間違えて蝶結びの熨斗で返してしまうと失礼に当たりますm(_ _)m
そんなことなんて気にしないという人ならいいんですが、一般常識はわきまえておきたいところですよね(*^^*)
大口の金券の注文
金券を買われるお客様のうち、半分は個人的なお礼やお返しなどでの購入になりますが、もう半分は会社や自治体、イベント主催などで必要になり購入されます。
例えば
- 参加賞として500円券を30個ご注文
- 地区民運動会の優勝、第二位、第三位、参加賞としてご注文
- 会社の顧客に配るために粗品として1000円券を50個ご注文
- 退職の餞別のお礼として1万円券、5000円券を合わせて30個ご注文
- 会社の社員に配るために500円券を200個ご注文
などがありますが、金額や数がハンパないんですよね( ゚Д゚)
そして熨斗に印字する表書きも様々な文言があるため、一語一句間違いがないか何度も確認をします(^_^;)
下に書くお名前も、イベント名だったり会社名、団体名だったりするので、正式名称で印字するため長くなります。
これまた一語一句何度も何度も見返して、指差し確認もして声にも出して確認をします(^_^;)
大量にあると印刷した後に誤字に気付くとまた印刷し直しになりますし、熨斗をセロテープで止めてしまった後に誤字に気付くと全て貼り直しになります。
そして注文数が50個以上になる場合は、承った時間帯にもよりますが当日中では間に合わないこともあるため、数日後のお渡しになります。
金額や数が多いと間違いが発生しやすくなるため、2人以上の従業員で相互確認をしながら行います(‘ω’)ノ
次に多い熨斗の表書き
こちらも田舎あるあるだと思いますが
黄白の熨斗で “志”
黄白の熨斗を使うのは地域性もありますが、“志”の表書きも多いです。
お寺へのお供え物だったり、香典のお返しなどの“弔事”に使われます。
四十九日を過ぎていない場合の“満中陰志”もよくご注文がありますよ。
やはりこの背景にも、高齢者が多いことが影響しているのかな?と思います。
この表書きのご注文があった時は「ご家族が亡くなられたんだな」と、少し感情移入していまいます。
他にもこんな表書きが多い
箇条書きで書きますね(‘ω’)ノ
- 御礼
- 季節の挨拶⇒御中元・御歳暮
- 粗品
- 出産の内祝(作っててなんだか嬉しい)
- 結婚の内祝(新郎新婦のお母様が注文に来られることが多く、幸せオーラが伝染する(#^^#))
こんなところですね。
色んな表書きがあり、そのお客様の背景も垣間見れて、毎日飽きないです(#^^#)
他にも色々な仕事のエピソードを投稿しています(‘◇’)ゞ
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